#CASE 01:[複雑恋愛] 20年の片思い

今からちょうど1年前ほどのことです。
たまたまネットで見つけてくださり、ランペルールへ鑑定に来られた N さんのケースをご紹介いたします。

フリーランスとしてお仕事をされている N さんは、ご紹介で繋がった男性に恋心を抱いてしまったそうです。当時 26 歳。ひと回り年上で、音楽関係の職業につく人気のある既婚男性でした。
最初は「憧れ」で気持ちを抑えていたそうですが、共に過ごす時間が増えるにつれ思いは大きくなっていきます。

そして、彼もどこか好意を感じさせる態度や行動があり、ついには身体の関係に。仕事の関係もあって頻繁に電話でのやり取りもあり、お話を聞くかぎり順調に見えるほどでした。

しかし詳しく伺うと、彼の態度には「上手くいっている時」と「いかない時」の差が激しく、うまくいかない時には強く怒られたり、突き放されたりすることもあったそうです。
N さんは、何が地雷になるのか分からず、好きという気持ちがいつの間にか“びくびくしてしまう自分”へと変わってしまい、その寂しさと悲しさから涙ながらに鑑定へ来られました。
「怖い」というより、「嫌われたくない」という防御反応に近かったのだと思います。

それでも彼が好きだからと、鑑定に来られた時点で、すでに関係は20年に及んでいたそうで、私自身、よくここまで耐えてこられたなと驚いたのを覚えています。
このケースは、縁結び・縁切りを得意とする私(鑑定師ヒロ)が担当しました。

まず四柱推命で、お二人の根本的な相性を見ていきます。ここで、それぞれが背負う運命の傾向が分かります。
続いてタロットカードで、彼の周囲の状況を深く鑑定していきます。

ここで大切なのは、たとえ相性が悪い結果が出たとしても、それで終わりではなく、
「そこからどう改善し、良い方向へ導くか」を考えるための材料になる
ということです。

四柱推命で見たお二人の相性は…正直あまり良くありませんでした。
しかし、相性とは別に、彼が N さんへ好意を抱いていることはカードが示していました。
そうなのです。心が通い合っていても、それぞれの運命や環境(負のエネルギー)が絡むと、物事がうまく運ばないことは多くあります。

そこでまず、彼の周りにいるライバルとの縁切りを行い、N さんとの縁結びを施して様子を見ることにしました。
さらに「紫のコード」も結ばせていただきました。(紫のコードについてはまた後ほど説明します。)
私の縁結びは、通常 3 日以内には反応が出ますので、その変化を待ちました。

数日後、N さんから
「もうダメだと思っていたのに、先生と話した次の日に彼から連絡がきました!」
と嬉しい報告をいただきました。
紫のコードの効果もあり、仲良く過ごすこともできたとのことで、まずは一安心。

また、相性だけでなく、家庭内でうまくいっていない奥様の生霊が、無意識に N さんへ飛んでいたことも分かりました。
(N さんが慢性的な片頭痛を訴えていたため、鑑定師・美砂が霊感・霊視で調べました。)

そうした問題を一つひとつ解消していき、あれから約 1 年。
N さんと彼の関係は以前よりずっと良くなり、毎晩のように泣きながら連絡をくださっていた N さんも、今では穏やかな笑顔で過ごされています。

あれ以来、彼女はこまめに鑑定に来られています。
鑑定とは、ある意味「心の健康診断」のようなもの。人の心は、日々の些細なできごとでも揺れ動く繊細なものです。

長い間一途に彼を想い続けてN さんの幸せのためにこれからも戦略を立てていきます。

担当:鑑定師ヒロ